2018年05月14日

名古屋・新栄 名演小劇場 特別企画のお知らせ

名演小劇場にて上映中のドキュメンタリー2作品に加え 『カーキ色の記憶』が5月19日(土)より6月1日(金)2週間限定で上映が決定いたしました。

また本作の公開に合わせ、今まさにシリアの情勢が注目される中、 これら3作品を通し、「緊迫するシリア情勢」特別企画として、『カーキ色の記憶』の日本語字幕を担われ、近代アラブ政治・文学思想/中部大学講師の岡崎弘樹氏によるトークイベントの開催が以下の通り決定しました。

イベントでは、シリア人の下記お二方がスカイプで登場し、お話を頂いた上で、来場者と質疑応答を行います。過去の弾圧の記憶や、戦火が続き、帰りたくとも帰ることのできない祖国への想い、捨てきれない未来への希望など、当映画の登場人物や監督に直接ご質問できる貴重な機会となります。

【トークイベント(予定)】 
                   
5/19[土]19:10の回『カーキ色の記憶』上映後
岡崎弘樹氏※×シリア人作家イブラヒーム・サミュエルさん(スカイプで登場)

5/20[日] 19:10の回『カーキ色の記憶』上映後
岡崎弘樹氏×アルフォーズ・タンジュール監督(スカイプで登場)
※岡崎弘樹氏(アラブ政治思想・シリア文化研究/中部大学講師)

 『ラッカは静かに虐殺されている』
http://www.uplink.co.jp/raqqa/

  『ラジオ・コバニ』
http://www.uplink.co.jp/kobani/

『カーキ色の記憶』
http://www.memory-khaki.com/
posted by ミッキー at 22:04| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『港町』名古屋今池シネマテークにて

『港町』想田和弘監督/122分

昨日、名古屋も久しぶりに大雨が降った。時間帯から土日しか観られない映画を今池シネマテークに行った。観たのは想田和弘監督の『港町』。

『牡蠣工場』の風景を撮るために、岡山県の牛窓の港町をふらふら歩いていた想田和弘監督は、耳の遠い漁師のワイちゃんやおしゃべりなお年寄りクミさんらに出会う。

ふっと眠くなったが寝癖がついているミッキーにしてはほぼ観ていた。小さな港町の住民たちの生活模様が静かな佇まいではあるが、人間の生き抜く姿が自然な中で映されていた。

ひとり暮らしのクミさんは「あっちに行けば神社がある」「明日は喫茶店に連れて行ってあげる」「干した魚を持っていけ」など盛んに監督さんに話しかける。

人のことばかり気になっているクミさんが、急に不穏なことを監督さんに打ち明ける……この場面で「誰も予期しない」ドキュメンタリーになっていく。

ドキュメンタリーは中心人物が命、だがカメラを、回してからでないと誰が中心になるかは見えてこない。その根気よさに映画の神様が微笑んだに違いない。

監督の初期の『選挙』『精神』、最近の『牡蠣工場』よりクミさんの告白で『港町』が忘れられない作品になった。
posted by ミッキー at 15:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする