2018年05月03日

イタリア映画祭2018 (5)『ザ・プレイス』

『犯罪都市』をシネマート新宿でみた。もうすぐ公開の『孤狼の血』よりミッキー好み。主演の刑事マ・ドンソクさんは、見た感じ「ワル顔」で乱暴だが、ちょっとしたしぐさやセリフに情があらわれていた。こんな素晴らしいクライム・アクションのカン・ユンソン監督さんはなんと長編初監督作品。

話は2004年のソウル。地元ヤクザ、中国新勢力の縄張り争いに刑事マドンソクが叩きのめす…。韓国俳優陣の濃厚な魅力が満載の作品だった。

ちょうどこの劇場で『タクシー運転手 約束は海を越えて』も上映されていて、すごい入りだった。さすがソン・ガンホさんは人気がある。

出てくる方々の声を耳ダンボで聞くと「あの事件のこと知らなかった」「本当に起きた事件だったね」「光州事件って名前は知ってたけど…」と言っていた。


🎬『ザ・プレイス』パオロ・ジェノヴェーゼ監督/105分/日本初上映

昼夜営業のカフェ「ザ・プレイス」の奥まった席にいつもいるの男(ヴァレリオ・マスタンドレア)には、たえず訪問者がいて、自分の願いを男に切々と訴えるが、男はそれを叶える条件として一人ひとりに特異な任務を与える。それができれば希望が叶うと言うが……。


パオロ・ジェノヴェーゼ監督の新作。前作は『おとなの事情』で一般公開された。食事に集まった7人の大人たちが、「メールが届いたら全員の目の前で開くこと」「かかってきた電話にはスピーカーに切り替えてみんなに聞こえるように話すこと」というルールを設定する話で、一つ所で話が展開していく。

新作の『ザ・プレイス』もお店の外からとお店の内部だけ。いろんな相談の一例は(公式カタログには全部載っていた)修道女キアラ(アルバ・ロルヴァケル)は「神の存在を感じたい」という願いに「妊娠して子を産め」と条件を出す。

それぞれの希望が交差する話でどんな展開になるのか最後まで興味深々で観られた。これが一番印象に残った。

posted by ミッキー at 09:52| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする