2018年05月19日

今日、5月19日公開『ダリダ あまい囁き』『ありえなさ過ぎる女 被告人よしえ』(名古屋初日)

🎬『ダリダ あまい囁き』リサ・アズエロス監督/フランス/127分

1933年、エジプトのカイロに住むイタリア系移民の家庭に生まれたダリダ(スベバ・アルビティ)は美しく育ち、 ミス・エジプトに輝いた。その後、歌手としてデビュー、わずか2ヶ月でヒットを飛ばし一躍スターになったが、彼女の私生活は順風満帆とはいかなかった。

フランスの歌姫・ダリダを調べてみた。とっても美しい方だ。ダリダを演じるスベバ・アルビティさんは有名な女優さんではないが、顔の形、鼻筋がよく似ている。そして歌声も声量がたっぷりで聴き惚れてしまった。

アルビティさんはオーディションの時に「灰色の道」を選んで歌ったとプレス資料に書いてあったが、たくさんの歌の中でミッキーもこの歌が大好きになった。

彼女の人生で、本当に幸せと感じた時はあったのだろうか。人気が頂点にあっても、私生活では何か彼女の表情に陰があった。反対にスポットライトが当たると満面の笑みで恋の歌を歌う……。そんな彼女をぎゅっと抱きしめてあげたい気持ちになった。


🎬『ありえなさ過ぎる女 被告人よしえ』北村誠之監督/83分/伏見ミリオンにて

3人の男を殺害した容疑で逮捕された佐野よしえ(浅香あき恵)は還暦をむかえた中年女。殺されたのは20代、30代、40代のイケメンで裕福な男ばかり。調べていくうちに3人から借金もしていて、そのいざこざから殺したのではないかと誰もが思っていたが、新人弁護士の綾子(光宗薫)は面会を重ねるうちに……。

吉本興行グループが企画する映画は必ず観ている。時々、めちゃくちゃ面白いのを作るからだ。この作品も超オススメ。東京では4月から始まっているが1ヶ月以上遅れて、名古屋初日、それも1日1回上映だ。

会場はお一人様が多く、思わぬ展開に、笑い、小さな叫び声、感心したようなため息があがった。

主役の憎々しげな浅香さんはすごい女優さんだ。『犬猿』のお姉さん江上敬子さんも芸人さんだったが、上手かった。

こんな「無理矢理」の道理が通ってしまう法廷サスペンス。内容は劇場でお確かめいただきたい。
posted by ミッキー at 20:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月18日

全世界にその誘拐ニュースは駆け巡った ❗️5月25日公開『ゲティ家の身代金』

🎬『ゲティ家の身代金 』リドリー・スコット監督/アメリカ/133分/5月25日よりTOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショー公開


1973年。石油王として名高い実業家で世界一のお金持ちジャン・ポール・ゲティ(クリストファー・プラマー)の17歳の孫ポールが誘拐された。1700万ドル(50億円)という巨額の身代金を要求される。

しかし、大富豪の彼は身代金の支払いを拒否。理由は身代金を払えば他の孫たちも誘拐されるというものだった。

ポールの母ゲイル(ミシェル・ウィリアムズ)は、息子のために義父ゲティと対立しながら、誘拐犯と電話で(警察の盗聴協力のもとで)接触、解決の糸口を見つけようとしたが……。


この事件はミッキーも若い時にリアルタイムで知っている。世界一のお金持ちのお孫さんは常から不真面目だったので自作自演と思われていたらしい。

妻のゲイルは当時ゲッティの息子とは離婚していて、ゲティ付きの警護をする元CIAの交渉人フレッチャー・チェイス(マーク・ウォールバーグ)が相談に乗っていた。

ゲティはお金には細かく、最終的には税制に引っかからないとか、贈与の範囲内で、という計算で分割で支払う交渉もさせている。一番びっくりしたのは大屋敷の庭に公衆電話を設置して自宅の電話を使わせなかったという話だ。

ゲティ役はケビン・スペイシーだったが、例のスキャンダルで彼の部分だけ撮り直しをしてクリストファー・プラマーさんになったが、実物のお写真を見ると彼に演って欲しい気持ちになった。

5月のイタリア映画祭で観た『シチリアン・ゴースト・ストーリー』も誘拐物でマフィアが怖いので村民は皆見て見ぬふりをしていた。このゲティの孫もローマで誘拐され解放された時にどの家も扉を開けてくれなかった場面があった。
posted by ミッキー at 14:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月17日

大泉洋さん、今年の役得運、使いきったかな?5月25日公開『恋は雨上がりのように』

今日試写で、6月下旬に公開するアメリカ映画『オンリー・ザ・ブレイブ』という巨大山火事を消そうとする森林消防隊の実話映画をみた。

山林火災といえばヘリコプターから消火剤や水をまくことしか知らなかったが、山に入り風の向きで火が来る方の木々を伐採して火どまりの空き地をすごい早さで作っていくという地上からの作業もあって、その様子が克明に描かれていた。

水撒き専用のヘリコプターもあって、ヘリコプターの先に太いホースをぶら下げたまま、家々にあるプールのため水を旋回しながら吸い込んで、火災現場で放水、またプールに行って……というものだった。山火事の多い地域では一瞬の油断もゆるさない森林消防隊の過酷な現状を知ることができた。


🎬『恋は雨上がりのように』永井聡監督/112分/5月25日より東宝系映画館にて全国ロードショー公開

陸上競技に打ち込んできた高校2年の橘あきら(小松菜奈)は足の怪我で夢がやぶれ、放心状態でファミレスに入った時に、店長の近藤正己(大泉洋)から優しい言葉をかけてもらったことがきっかけで、このお店でアルバイトを始めることにした。

店長はバツイチで一人暮らし。子どもは元奥さんが育てている中年男で、あきらより28歳も年上だ。そんな彼女は店長に好意以上のものを感じていく。日増しにその気持ちが大きくなって、ついに自分の気持ちを店長に伝えるが……。


眉月じゅんのベストセラーコミックが原作。中年男を巻き込んだ ? 青春映画といえる。

監督さんは『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』の永井聡。ミッキー好みの映画だ。その監督さんが親子ほど年の差が離れた大泉さんと、今、人気絶頂の小松菜奈を組み合わせて瑞々しい青春映画を見せてくれた。

まあ、普通では考えられない設定 (? )と思うが、優しくて、ちょっととぼけていて、脂っけなしの大泉さんとなら、OKというかもしれない。

案外、中年おじさんお一人で、というお客さんが多いのではと思う……
posted by ミッキー at 22:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする