2018年04月05日

ピアノ調律ドキュメンタリー『ピアノマニア』

花粉症が一段落したと思ったら体調が思わしくなくて今週になってからほとんど試写や映画館に行っていない。よくよく考えてみると伊豆高原に行ったあとでよく体調が悪くなっている。ミッキーには方向が悪いかも知れない。

先日、6月公開の橋本光二郎監督『羊と鋼の森』を観た。原作は2016年・第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の小説。高校でピアノ調律師と出会い、そのピアノの音色に魅せられ、自身も調律の世界を目指すお話。

元音楽関係の仕事をしていたミッキーには突っ込みどころが多々あった。ピアノ調律のドキュメンタリー『ピアノマニア』を思い出したので書いてみた。

🎬『ピアノマニア』ロベルト・シビス、リリアン・フランク監督/オーストリア・ドイツ/97分/2009年

このドキュメンタリー映画は調律師に光を当てている。主人公のシュテファン・クニュップファーは、世界一のピアノ、スタインウェイ社専属のドイツ人調律師。

バッハ晩年の未完の傑作“フーガの技法”に、フランスを代表するピアニスト・ピエール=ロラン・エマールが挑むことになった。選ばれたピアノは、スタインウェイ社の<245番>。

録音までの一年をウィーン・コンツェルトハウスで、調律師がそのピアノと格闘する日々を追っている。

主人公のシュテファン・クニュップファーはピエール=ロラン・エマールの表現する音を的確に捉えていて、それも音が出た瞬間のみではなく、音が空中を泳いで行く時の振動音にまで及ぶ・・・それをこの調律師は理想の音に近づけている。

この2人に負けず劣らずレコード技術者も楽譜を見ていて「ここのFの音、少し音を外しましたね。ここだけ音程が高くなって・・・」など簡単に言ってのけるマニア集団。

フランスを代表するピアニスト・ピエール=ロラン・エマールを調べてみたが、この方、演奏プログラムに非常にこだわりを持っていて、古典と現代の曲が交互に演奏されても、そこで見えてくるのは、その曲と曲の繋がりの<新しい発見>があると書いてあった。
posted by ミッキー at 00:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする