2018年02月11日

トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2018 (2)『がらくたヘリコプター』

🎬『がらくたヘリコプター』ヨーナス・セルベリ=アウグスセーン監督/スウェーデン、カタール/モノクロ/100分/日本初上映

修理に出していた古い柱時計は1年たったが何の連絡もない。遠くに住んでいる持ち主のお婆ちゃんは「あの時計はどうなったの?」と電話をかけてきた。

時計を修理に出した店に行くと「部品をドイツから取り寄せているからまだ修理していない」と言うので、修理を断り、1000キロメートル離れているお婆ちゃん家に出かけることにした。

お婆ちゃんの孫娘のエネサ、その兄・バキと弟・サスカの3人は車で時計を届けに行くが、いろんな出来事にぶち当たる。……。

クスッと笑えるロードムービー。

運転中にスピード違反をすると警報がなり、運転手の顔をカメラで撮られてしまうので警報がなるとすぐに「お面」をつけたり、子牛をひいてしまい車が壊れた時は牧場主から思わぬ親切を受けたり、絵画泥棒の一味と間違えられたりと散々な目にもあう。

普通「モノクロを感じさせない映像」という評があるが、この作品はモノクロをしかと感じさせていて、+、その旨みがぎゅっと詰まっている。

ひとつ、話しが終わると一回一回、画面を暗く閉じて次に進むという手順で、長い紙芝居? と言えなくもない。

そんな画面を食い入るように観たが100パーセントわかったとも言い切れないところもあったが、そこも、この作品の魅力と感じた。

これは一般上映向きの映画ではなくて、小規模の映画祭で観るのに相応しい「ほとんどの人は観ていないと思うけど……私、こんなの観たよ」と秘密のポケットに入れておきたいような北欧映画だった。

☆13日、15日にも上映するので関東地方の方は是非ともご覧いただきたい。http://tnlf.jp/movie
posted by ミッキー at 15:43| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする