2018年02月16日

あなたならどう書かせたい?2月24日公開『あなたの旅立ち、綴ります』

今日、久しぶりに3姉妹であった。1番上の姉は大阪なのでいないが、6時に会ってあっという間に2時間半も喋ってしまった。話すことは夫の近況、持病のこと、子や孫の話、冬季オリンピックの話など話は尽きなかった。1年に1回くらいなら悪くはないが、どこから見てもお婆さん3人がレストランで2時間以上もワイワイガヤガヤやってるのは見苦しい限りだと反省した。

🎬『あなたの旅立ち、綴ります』マーク・ペリントン監督/アメリカ/108分/2月24日より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー公開

ビジネスに成功してお金持ちの老婦人ハリエット(シャーリー・マクレーン)は、なに不自由なく豪勢な暮らしをしていた。80歳になってから孤独感を覚えていたが、そんな弱みは周りに気付かさず思い通りの毎日を送っていた。

ある日、目についた新聞記事の「訃報」欄に、自分の訃報はどんなことを書かれるのだろう。今から書いてもらおうと新聞社に電話して訃報記者に来てもらった。

来たのは自分の孫世代のアン(アマンダ・セイフライド)で、しぶしぶ上司の命令で来た彼女はハリエットの傲慢態度にも臆せず、初対面から態度もでかく……。

口をへの字に曲げて世の中を渡ってきた老婦人と駆け出し訃報記事専門の若い女性。そんな役柄にぴったりのシャーリ・マクレーンとアマンダ・セイフライド。この2人にチャーミングな少女・ブレンダ(アンジュエル・リー)が加わって話はどんどんふくらんでいく。

始まりのシーンは家の細かい仕事にも手や口を出すハリエットの姿が映し出される。庭師に「上から下にハサミを入れたらダメ、こうして下から切っていくの、ハサミを貸して…こうやるのよ」と手を出して、台所では料理にも文句をつけている。

そんなハリエットが何の気の迷いか「訃報記事」に関心を持つのだ。周りを調べてもらうとだれも「好いことは言わない」。

どのひとの訃報記事も・家族や友人から愛されていた ・仕事上で尊敬されていた ・だれかの人生に影響を与えた ・皆の記憶に残っている……そんな条件が揃っていた。彼女は「今からでも、遅くはない」と行動を開始する。

これもお金持ちだからできるんだよな、と思わないではないが、シャーリー・マクレーンさんの何事にも動じない精神力と言葉の巧みさと経済力で邁進する姿を見ていると、歳を取っても「生き直せる」チャンスがあることに気付かせてくれた。



posted by ミッキー at 21:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月15日

第13回大阪アジアン映画祭と中国映画祭「電影2018」のお知らせ

★今年最初の大きな映画祭、アジアの国々から春を運んでくれる「大阪アジアン映画祭」が来月3月9日〜18日まで開催される。http://www.oaff.jp/2018/ja/index.html

オープニング作品は『朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト』イ・ジュンイク監督/2017年/韓国/128分

イ・ジュンイク監督は『建築学概論』の方でイ・ジェフンが朴烈(パクヨル)を、彼が愛する女性・文子をチェ・ヒソが演じる。

1923年、関東大震災直後に広がった噂により、関東近郊に住む多くの朝鮮人が殺害された。事態の沈静化を計った日本政府は、社会主義活動をしていた朝鮮人青年・朴烈に目をつけ、彼の同志で恋人の金子文子とともに逮捕する。

クロージング作品は『名前』戸田彬弘監督

直木賞作家・道尾秀介氏が映画のために書き下ろしたオリジナル原案を『ねこにみかん』の戸田彬弘監督が映画化したミステリアスな人間ドラマ。

経営していた会社が倒産したため、茨城にやってきた中村正男(津田寛治)。他人の名前を偽って使い、体裁だけ保って自堕落な暮らしを送っていたが、ある日、彼を「お父さん」と呼ぶ女子高生・葉山笑子(駒井蓮)が現れる。

上記2作品を読んでいるだけで待ち遠しいミッキー。大阪へは7泊予定で行くよてい。今年もどんな映画い巡り会えるか楽しみにしている。

★国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が、2017年に日中両国の国交正常化から45周年を迎えたことを記念して、東京・大阪・名古屋の3都市で中国映画祭「電影2018」が開催される。
http://www.jpfbj.cn/FilmFestival/denei2018/

ここで上映される作品でミッキーがシドニーで観ている『芳華ファンホァ-Youth-(中国語タイトル:『芳華』)』を再度、紹介したい。

🎬『《芳华》YOUTH 』フォン・シャオガン監督/イベント・シネマにて

会場にはミッキー年配の人ばかり30人ほど。若い人は2、3回見回してもいなかった。映画を観た後、なるほどと思った。

軍隊文工団の青年たち青春群像劇。

英語字幕は早く消えてしまい、ほとんどわからずじまいで観たが、1970年代の国の政策下で訓練された「文工団」の様子、そこでのプラトニックな男女の出会い、その方たちの現代の様子まで描かれていた。

オーケストラあり、歌あり、ダンスありの素晴らしいもので、厳しい練習の様子も映し出されていた。

お名前はわからないが(ホアン・シュアンだった)覚えのあるお顔だったし、今年の大阪アジアンで上映してくださるかもしれないのでラインナップ発表(まさかのバッテイング!!)が楽しみだ。

☆「文工団」は歌舞や演劇等々を通じて国家の宣伝を行う部隊。軍人の身分が与えられている。

2月24日公開の日中合作映画『−KU-KAI−』白楽天役で主演を務める俳優・黄軒(ホアン・シュアン)は日本語吹き替え。この『芳華』では生声が聴ける。ミッキーも日本語字幕で観たいがアジアンとかさなっているので、今、すごく悩んでいる……。
posted by ミッキー at 17:54| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月14日

トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2018 (5)『オンネリとアンネリのおうち』

ノーザンライツ映画祭では、8作品観たがマッツ・ミケルセンの出る『プラハ』はアクシデントが起きて💦残念ながらチケットを買っていたが観られなかった。

さて最後に書くのをのけておいた可愛い可愛いオンネリとアンネリという女の子2人の映画を紹介する。これは一回だけの上映で立ち見も出たが、6月にYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開予定。

🎬『オンネリとアンネリのおうち』サーラ・カンテル監督/フィンランド/80分/2014年/6月公開予定

オンネリとアンネリは大の仲良し。今日も2人でバラ通りを散歩していると、ある家の前で「正直者にあげます」と書かれた封筒を拾う。大金が入っていたのですぐに警察に届けたら、警察のおじさんが「これは君たちのものだよ」とお金を受け取ってくれなかった。

2人はお金より結んであったリボンをお互いの髪につけて楽しんでいたら、バラの木夫人というおばあさんから2人にぴったりのお家を買うことになって……。

年金満額・前期高齢者のミッキーも童にかえって魅入った。

原作はフィンランドで長く愛されているマリヤッタ・クレンニエミの児童文学作品。

2人の女の子のかわゆい表情、周りの大人たちのユーモア溢れるふるまいが、日頃の生活に疲れたり、ひょっとしたら気がついていない「汚れ」を、さらさら流れる春の小川で洗われたような気分になった。

素直で正直な人に「ぴったりのお家」をプレゼントする魔法使い。 映画の中とは言え「こころにくい」設定。

2人のおうちは……書くと止まらなくなりそうだから、ここは我慢しよう。公開したらもう一度、おうちプレゼントのバラの木夫人にあって、ミッキーにちょうどいいおいえを頼んでみよう。
posted by ミッキー at 08:32| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする