2017年09月30日

2017年9月のブログ・リスト 500本目は『健忘村』

9月1日 お馴染みの名作アニメが実写に 名古屋9月2日から『ハイジ アルプスの物語』
9月2日 去年の東京国際で特別賞と最優秀女優賞をダブル受賞 9月16日公開 『サーミの血』
9月3日 イオンシネマ名古屋茶屋で『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』
9月4日 ワイルドな青春ロードムービー 9月16日公開『50年後のボクたちは』
9月5日『もうろうをいきる』名古屋シネマスコーレにて
9月6日 あいち国際女性映画祭2017(1)『29+1』
9月7日 あいち国際女性映画祭2017(2)『七つの米袋』『キタキタ』
9月8日 あいち国際女性映画祭2017(3)『オリーブの山』『ブルカの中の口紅』
9月9日 今日、9月9日公開『散歩する侵略者』『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』『ダンケルク』
9月10日 あいち国際女性映画祭2017(4)『天才バレエダンサーの皮肉な運命』『わたしたち』
9日11日 名古屋地区の上映催しのお知らせ
9月12日 下品だけど役に立つ死体 9月22日公開『スイス・アーミー・マン』
9月13日 二重の差別の中で「NASA」サクセスストーリー 9月29日公開『ドリーム』
9月14日 TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて『トリュフォーの思春期』『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』
9月15日 タブーの壁を乗り越えて9月30日公開『ブルーム・オブ・イエスタディ』
9月16日 50年で4回の「犬生」9月29日公開『僕のワンダフル・ライフ』
9月17日 クマとミツの恋の革命 9月29日公開『パーフェクト・レボリューション』
9月18日 福岡アジアフォーカス映画祭(1)『ガス・ステーション』『父の選択』
9月19日 福岡アジアフォーカス映画祭(2)『頭脳ゲーム』
9月20日 福岡アジアフォーカス映画祭(3)『FAN』『噂の男』
9月21日 福岡アジアフォーカス映画祭(4)『ベンとジョディ 〜珈琲哲學 第二章〜』
9月22日 福岡アジアフォーカス映画祭(5)『フーリッシュ・バード』『ベトナムを懐(おも)う』
9月23日 福岡アジアフォーカス映画祭(6)『バイオリン弾き』
9月24日 福岡アジアフォーカス映画祭(7)『明日への戴冠』⭐︎『健忘村』
9月25日 感想をいただきました 『ユリゴコロ』byねんねこ
9月26日 レゴ忍者大暴れ!9月30日公開『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』
9月27日 オダギリジョー、若き戦士に 10月6日公開『エルネスト もう一人のゲバラ』
9月28日 前・後篇、失速なし!! 公開 10月7日 前篇、10月21日 後篇 『あゝ、荒野』
9月29日 寡黙な男『七日』から軽薄お喋り男に 9月30日公開『プールサイドマン』
9月30日 2017年9月ブログ・リスト

⭐︎試写室、映画館、映画祭の500本目は『健忘村』 福岡から帰って帳面に記入してみたら素敵な映画がどんぴしゃりで500本目に当たった。これから山形ドキュメンタリーとか東京国際で、いろいろ観られると思うと心底嬉しくなって元気が湧いてきた。
posted by ミッキー at 00:36| Comment(0) | ブログ・リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月29日

寡黙な男『七日』から軽薄お喋り男に 9月30日公開『プールサイドマン』

🎬『プールサイドマン』渡辺紘文監督・出演/117分/9月30日より新宿武蔵野館にて公開

東京近郊の町にある温水プールで監視員をする水原(今村樂)は広い日本家屋に1人暮らし。毎日同じことを繰り返す生活で、彼が聞き入っているニュースはおぞましいテロの事件ばかり。

そんな単調な日が続く中で、同じ系列のプールに応援に行くことになる。同僚の白崎(渡辺紘文)も一緒で、強引に「水原さんの車に同乗させてよ」と言ってきた。

翌日から行き帰りが彼と一緒になる…。

去年の 『七日』 の渡辺紘文さん、そこでは一言も口を聞かなかったが、今度は一人でペラペラしゃべりまくり、同僚からも嫌われている男・白崎を演っている。この白崎のしゃべりがおかしくて、クスクス笑いながら観てしまった。

問題は寡黙な水原で、いつも駐車するところが古いクラシックカーが2台入っている車庫の前。そこに車を平然と駐車するのだから、この場所も自分の土地で古い車も自分の家のものだろう。相当な金持ちだったと想像する。

この男の持つ不気味さは尋常ではないが、そんなことにおかまいなくずんずん近寄って行く白崎の無神経さも違和感があって面白い。

☆『七日』のおばあちゃんの平山ミサオさんも♪シューベルトの音楽も健在だった。

この『七日』も武蔵野館で上映されていたが、今週(今日)までだ。この作品をDVDで見るというのは「我慢大会」になりそうなくらいだから、よほど覚悟して見ていただきたい。どこかで上映するニュースを見つけたなら是非、大画面でご覧いただきたい。

『プールサイドマン』も『七日』も東京国際の日本映画スプラッシュ出品作で『プールサイドマン』は作品賞を受賞した。

🎬『七日』渡辺紘文監督・主演・脚本・編集

モノクロで台詞は一切なし。主演は牛を飼う男(渡辺鉱文)ともくもくと食事するだけのおばぁちゃん(平山ミサオ/監督さんの祖母)。

そんな牛飼いの男の日常(七日間)をカメラはほとんど男の後ろ姿を追いかけている。

男のウィークデーは、朝起きる、顔を洗い歯を磨く、ゴミ捨てにいく、湯を沸かしインスタントコーヒーを入れる、朝食をとる、布団を干す、相当遠い牛舎に歩いて出かける、牛舎の掃除、乳しぼり、地下に潜って肥料?を運ぶ(この作業がわからなかった)、鉄塔の見える道端で一服、家に帰り晩ご飯を食べる……音楽は沖縄民謡のような激しい音の曲と不気味な声や、それとは正反対のシューベルトの歌曲が流れる(菩提樹、春の夢など)。そしてまた朝…

納豆ご飯が卵がけご飯に変わるぐらいで同じ日が続く。土曜は墓参り、日曜は壁を相手にキャッチボール。

途中退場する人、数人いたが、ミッキーはこの男の背景から、東日本大震災で牛舎の壁に遺書を書いて自殺した酪農家の男と重ね合わせていた。

もし彼が生きていて生活しているなら、ここは再生の場所としてこの牛舎に雇われているのだと勝手にストーリーを作っていた。何の説明もないだけに自由に映画に入り込むことができた。
posted by ミッキー at 18:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月28日

前・後篇、失速なし ‼︎ 10月7日前篇 10月21日後篇『あゝ、荒野』

名古屋の試写室から🏃歩いて5分の納屋橋に商業施設がオープンした。早速、昨日、今日と試写の前に立ち寄ったが、広いフードコートがあって、そこでは安いうどん(丸亀かな?)やらラーメンなど食べられて、同じフロアーのスーパーで買ったものも持ち込んで食べることができるのだ。

今時、珍しくもないがサーバーのお水が飲めて、Wi-Fiもバッチリとあって嬉しい限りだ。同じフロアのスーパーで安い菓子パンを一つ買えば、ずっといてもあまり目立たないので、読書もできると喜んでいる。


🎬『あゝ、荒野』岸善幸監督/前篇157分/後篇147分/前篇 10月に7日 後篇10月21日より新宿ピカデリー他にて2部連続ロードショー公開

2021年。21歳の沢村新次(菅田将暉)は家も職もなく新宿の町をうろついていた。かつては振り込め詐欺に関わっていた新次は、信頼していた仲間・裕二(山田裕貴)の裏切りで3年ぶりに刑務所から出てきたばかりだった。

足が向くのは恨みに思っている裕二のところで、プロボクサーになってデビューした彼から手痛いパンチをくらってしまう。

痛手を受けて倒れかけていた時に偶然通りかかった床屋の店員二木建二(ヤン・イクチュン)が心配して手をかしてくれた。

そんな2人の若者の様子を見ていた元ボクサーの堀口(ユースケ・サンタマリア)は自分が細々と経営するボクシングジムに誘う。

建二は吃音と対人恐怖症を抱えた引っ込み思案な青年で、韓国人の母親は幼いときに亡くなり、父親は元自衛官で一人息子の建二を暴力で支配していた。、

新次は後日、堀口の「海洋拳闘クラブ」にふらりとやって来て、引退して18年経っている堀口に相手してもらう。喧嘩には自信があった新次だがまるで歯が立たなかった。

そんなつぶれかけのボクシングジムに、いろいろな事情を抱えた新次と建二はそこに住み込み、プロ試験を目指して日々過ごすことになる。


ボクシングなど全然わからないし、殴り合いの多い映画だと思い込んでいた。それも前後合わせると5時間強だったので試写に行くのが少し気が重かった。だけど『春の夢』のヤン・イクチュン、『火花』(11月公開)の菅田将暉だから意を決して観に行った。

前後篇続けて観られて本当に良かった。前篇を観たらすぐにでも観たくなる後篇。5時間があっという間だった。

とにかく役者が素晴らしい!菅田将暉の狂気、ヤン・イクチュンの純情。2人の一挙一動から目が離せなかった。

ボクシングのファイトネームがいい。新次は「新宿新次」建二は「バリカン建二」。2人の名前がリング上で声高々と呼ばれるシーンには鳥肌がたった。

☆少なくとも下半期のベスト3には入る ❗️ とミッキーは見込んだ。是非とも劇場でご覧いただきたい。
posted by ミッキー at 23:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする