2016年11月30日

2016年11月〜ブログ・リスト(5日〜)

11月5日 2016年10月〜ブログ・リスト
11月5日『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に』
11月6日『戦場のメロディ』『朝鮮魔術団』
11月7日『オケ老人!』
11月8日『ホライズン』
11月9日『ガール・オン・ザ・トレイン』
11月10日『弁護人』
11月11日『ブルゴーニュで会いましょう』
11月12日『ミュージアム』
11月13日『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』『ソーセージ・パーティー』
11月14日『灼熱』
11月15日『オー・マイ・ゼット!』
11月15日『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』
11月16日『家族の日』
11月17日「伏見ミリオン座 開館11周年感謝祭」のお知らせ
11月18日『ハート・オブ・ドッグ 犬が教えてくれた人生の練習』
11月18日『幸福のアリバイ 〜picture〜』『マイ・ベスト・フレンド』
11月19日『ホドロフスキーの虹泥棒』
11月20日『ブルーに生まれついて』
11月21日『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』
11月22日 東京フィルメックス映画祭『苦い銭』『よみがえりの樹』
11月23日 東京フィルメックス映画祭『オリーブの山』『山のかなたに』
11月24日 東京フィルメックス映画祭『私たち』
11月25日 東京フィルメックス映画祭『普通の家族』『山Monte 』
11月26日『むかしmattoの町があった』
11月27日『メン・イン・キャット』『シークレット・オブ・モンスター』
11月28日『白昼堂々』
11月29日『ミス・シェパードをお手本に』
11月30日 2016年11月ブログ・リスト
posted by ミッキー at 02:13| Comment(0) | ブログ・リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月29日

マギー・スミスさんが車上生活者に12月10日公開『ミス・シェパードをお手本に』

『ミス・シェパードをお手本に』ニコラス・ハイトナー監督/イギリス/103分/12月10日よりシネスイッチ銀座にて全国順次ロードショー公開

ロンドン北部の落ち着いた雰囲気のカムデンの街に引っ越してきた劇作家ベネット(アレックス・ジェニングス)は、その近くの道路に停められた古い黄色い車の中でミス・シェパードという老女(マギー・スミス)が生活していることに気づいた。

ご近所さんも、車の下や周りにゴミをためたり、時には糞尿の臭いがしたりするので迷惑な存在でもあったが、寂しいかと思って近所の人が食料を持っていっても、子どもらがクリスマスプレゼントを持っていっても「そこに置いとくれ、早くドアを閉めて」とお礼も言わない偏屈ばあさん。

そんなある日、彼女は警察官に不法駐車のことでもめていたので、ちょっとかわいそうと思い「少しの間なら、うちの庭に…」とアラン・ベネットさんが親切心で提案する。が、その日から15年間もこの庭で生活するなどとは思いもよらなかった。


この作品は今年の春にシドニーのシニア映画祭という小さな企画で観たもの。

その時の感想は

始まりのシーンが交通事故を起こしてフロントガラスに血のりがべったりと付いていた。このシーンが、その後の彼女の人生を大きく変える原因でもあるのだが、実は彼女はフランス語も堪能で、教養もあり、「高名なピアニスト」についてピアノコンクールにも挑戦するほどの腕前だった。そんな彼女が車上生活をするまでを振り返りながら、住民、介護、そして庭を貸し続けたアラン・ベネットさんの生活を丁寧に愛情を持って描かれていた。

字幕付きで最近観た。

驚いた!聞き間違いでなければ「高名な先生」という方はコルトー(アルフレッド・ドニ・コルトー/1877〜1962)でフランス人の世界的なピアニスト。

ベネット役のアレックス・ジェニングスさんが2人出てきたので双子かな?とおもったが、なんと作家の複雑な気持ちを代弁する「もう一人のベネットさん」だった。英語の力がないので仕方ない・・・。

☆撮影地はベネットさんとミス・シェパードが実際に暮らしていたロンドン北部の町カムデンのグロスター・クレセント通り。

☆最後にオーケストラをバックに演奏するフィルムが流れるが、これは実際のミス・シェパードの映像。

☆車上生活する人のブログに見入ってしまった。意外と多くてほとんどが男性だ。冬が越せればずっとやれると書いてあったが、シェパードさんはどうしていたんだろう。
posted by ミッキー at 02:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月28日

岐阜ロイヤル劇場で『白昼堂々』

朝から冷たい雨が降っていたが、トラさん前の「渥美清」に興味があったので岐阜のロイヤル劇場に行った。岐阜は柿の産地で駅にも八百屋さんでないところにも店先に山盛りで300円ぐらいで売っていた。

カチンコ『白昼堂々』野村芳太郎監督/99分/1968年

渡辺勝次(渥美清)は、ワタ勝とばれ有名なスリだった。しかし、敏腕なスリ係の刑事森沢(有島一郎)の説得を聞いて堅気になって九州の炭坑で働いていた。間もなく炭鉱がつぶれたので、その地でワタ勝は仲間を集めてスリの組織をつくり上げ、朽ちた建物で集団で暮らしていた。

そこに昔の仲間・銀三(藤岡琢也)が久しぶりに訪ねて来た。銀三も刑事の森沢の説得で悪事をやめ、今ではデパートの警備員になっていて、女房の春子は小さいながら洋品店を営んでいた。

それを聞いたワタ勝は東京のデパートに目をつけて、大掛かりな万引きをやる計画を立てた。そして銀三の洋品店で売りさばこうと考えた。

銀三は一人娘桃子(三原葉子)のためにも断りたかったが、昔のよしみで盗品を売ることにした。集団万引の成果は上がり大儲けをするが…。


渥美清の作品は『続・拝啓天皇陛下様』『あゝ声なき友』を観ている。この二つは内容にしても、笑いにしてもずっしりと重みがあった。その点『白昼堂々』はこの重みがない。

ないからこそ、気楽にわーい(嬉しい顔)ガハハと声をあげて笑った。劇場には10人足らずの観客だったがほとんど全員笑っていた。

荒れた炭鉱の跡地にぽつんと立つ廃墟、買い物客でごった返す東京のデパートの対比がきいていて、悪事をしているけど応援したくなった。

すぐ「契約、契約」という倍賞千恵子さんの美しさと凛としたお声に驚いた。トラさんでは妹をやるが、ここでは渥美清さんと「夫婦」になる。契約結婚だけど幸せそうな二人だった。

来週もここロイヤル劇場で『風来忍法帖』がかかるので岐阜に足を運びたいと思っている。

☆同じスリの映画で『大日本スリ集団』があった。確かこれもロイヤル劇場で上映された。三木のり平と小林桂樹が主演で、これは深い味わいがあった。
posted by ミッキー at 00:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする