2017年11月23日

インターネット・ニュースより 『あまくない砂糖の話』

今日、iPadでニュースを読んでいたら、砂糖の取りすぎの有害性について指摘しようとした研究を、米国の砂糖業界が50年前に打ち切り、結果を公表しなかったというニュースが目に飛び込んできた。

カリフォルニア大サンフランシスコ校の研究者が、米イリノイ大などに保管されていた業界団体「糖類研究財団」(現・砂糖協会)の内部文書を調べてわかったこと。

内部文書によると、でんぷんの炭水化物に比べ、砂糖は心臓に有害だとする研究発表が1960年代に出始めた。懸念した財団幹部が68年、英バーミンガム大の研究者に資金提供して、ラットで影響を調べたところ、砂糖の主成分のショ糖を与えると、動脈硬化と膀胱(ぼうこう)がんにかかわる酵素が多く作られることが分かった。腸内細菌の代謝により、コレステロールや中性脂肪ができることも確認できそうだった。研究者は確証を得るため、研究の延長を求めたが、財団は資金を打ち切り、成果は公表されなかった。

そこで思い出したのが、オーストラリアで社会現象を巻き起こしたドキュメンタリー映画「あまくない砂糖の話」。ミッキーは2015年にシドニーで観たが砂糖の恐さを教えてもらった。

🎬『That Sugar Film』デイモン・ガモー監督 オーストラリア

歩いて10分ぐらいにdendyという映画館があり、今週で終わりという作品を優先して観たのが、このドキュメンタリー。

監督で映画の進行役のデイモン・ガモーさんはもうすぐパパになるのを機会に、自らが実験台になって「砂糖がいかに食生活の中に知らぬ間にはいりこんでいるか」を検証している。

条件は一日スプーン40杯を摂取すること。期間は二ヶ月。初日の朝食のジュース、果糖ヨーグルト、シリアルで既に半分摂取したことに気付く。意外と簡単と思って続行するが、二ヶ月の間に腹回りは10センチ増え、根気がなくなる、不眠になるなど、自覚症状が出始める。(2015年4月3日アップ)興味を持たれた方は是非DVDで。
posted by ミッキー at 08:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

フィルメックス映画祭(3)『シャーマンの村』 ☆『火葬人』は今週土曜日25日

🎬『シャーマンの村』ユー・グァンイー監督/中国/109分

中国東北の山間部の寒村のシャーマンたちの生活をドキュメントしている。

監督さんは『最後の木こりたち』『独り者の山』でフィルメックスの常連さん。新作を含めてすべて監督の故郷近くの山間部で撮られたもの。

この作品は監督さんが10年の歳月をかけてカメラを回したもので、シュウさんの生活や周りの村人、邪気払いの様子など愛情を持って描かれていた。

医療施設が無かったり、あっても高額な治療費などで山深い村では未だにシャーマンに病気を治してもらい、悩みを聞いてもらうなどけっこう流行っているようだ。

このドキュメンタリーの中心的存在の男シュウは学校の先生をしていたが薄給で辞めてしまい、工場会計係、雑貨屋を開いた後にシャーマンになった。しかし、彼は評判がよく他のシャーマンの嫉妬をかうほどだ。

くだらない問いかけ「赤ん坊が急に泣き出して」などの相談から、重体の病までシャーマンというより気のいいおじさんタイプの方。

これは11月18日にアップしたイタリア、フランス映画『悪魔払い、聖なる儀式』のエクソシスト・カタルド神父さんもおじさんタイプだった。国は違うがリンクするところが多かった。

監督さんトークも林加奈子ディレクターの司会(司会進行が抜群にうまく、声が立つもいい)で行われたが、的確明瞭に答えていらっしゃった。

質問の中で、「文化大革命の時代のシャーマンの扱いはどうでしたか」には「思い出したくない時代だ。もちろん絶対禁止で、現在は見てみぬふりをしていてくれる」と語ってくれた。

監督さん次回作は劇映画で寒冷地で暮らす人々の世界が舞台と教えくれた。待ち遠しい。

☆今、東京で60年代チェコスロヴァキア映画祭」が渋谷のイメージフォーラムで開催されている。その中に一回のみ 『火葬人』 を上映する。今週土曜日25日 1時半からで、ここはインターネットでも予約はできないので当日お早めにチケットをお買い求めくださることをオススメする。

映画内容などは11月17日のブログをご覧いただきたい。もうすでに終わっていると勘違いしていた。すみません。
posted by ミッキー at 17:45| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フィルメックス映画祭(2)『私はゾンビと歩いた!』

🎬『私はゾンビと歩いた!』ジャック・ターナー監督/アメリカ/68分/1943年

カナダ人の看護婦ベッツィ(フランシス・ディ)は、カリブ国のハイチに住む地主・ホランド家の専属看護婦になった。だが、着いた日の夜、そこで見たのは夢遊病者のように屋敷を徘徊する奥様の異常な姿だった。

奥様を治療しようとするベッツィだったが、様々な奇っ怪な出来ごとが待ち受けていた。


題名がいいのか有名な映画なのか朝日ホールは7割の入り。『殺人者マルリナ』も題名はミッキー好みだったが3割弱の入りだった。

監督さんのジャック・ターナー氏を調べてみた。

ジャック・ターナー(Jacques Tourneur 1904年〜1977年)フランス系アメリカ人の映画監督である。代表作品には『キャット・ピープル』や『過去を逃れて』が有名。

主演するフランシス・ディは、1933年に製作された『若草物語』にキャサリーン・ヘプバーンらと共に出ていて大層美しい女優さん。


短い作品ながら魅力ある作品だった。今の感覚の「ゾンビ」とは違う古典的なもので、カッと見開いた目が不気味なゾンビで、ブゥードー教の魔術で操られてゆっくり動く屍のようだった。

☆トークには2人の監督さんが登壇したが映画に対する温度差のため、かみ合わないトークだった。これなら古代からのゾンビ映画歴史に詳しい方、お一方でよかった。

posted by ミッキー at 00:14| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする