2018年04月21日

今日、4月21日公開『シューマンズ バー ブック』名古屋センチュリーシネマにて

🎬『シューマンズ バー ブック』マリーケ・シュレーダー監督/ドイツ/98分

1991年に出版され、世界中のバーのバイブルとなったレシピ本『シューマンズ バー ブック』の著者であり、伝説のバー経営者チャールズ・シューマン。ミュンヘンで76歳を超えた今も現役でカウンターに立ちシェイカーを振っている。

ヨーロッパでホテル以外にバーがなかった時代の1983年に、ミュンヘンのマキシミリアン広場に食事もできるバーをオープンしたのが始まり。入りにくいホテルのバーから誰でも気軽に入ることの出来る店を開店。

そんなに彼がもう一度バーの原点を求めて世界各地のバーを訪れる。


お酒とはとんと縁のないミッキーだが、観ているうちに雰囲気に酔ってしまった。とにかく伝説のバーマン・チャールズ・シューマンの振るシェイカーから注がれるカクテルがとっても美味しそうだった。世界各国の有名なバーの中でキューバが特に気に入った。

東京の有名店は意外にも数人が座れる小規模なところでマンションの一室で経営していた。店主さんも英語ペラペラ。英語が話せるのも世界的に有名になる要点の一つである。

どのバーテンさんの手もとってもしなやかで美しい指だった。バーテンさんのちょっとしたご苦労話も聞けて、バーのお客になったような居心地の良いひと時だった。


☆今日公開で一番に観たかった『リズと青い鳥』がつまらなかったのでがっくりした。『映画 けいおん!』『聲の形』の山田尚子監督だから期待しないわけにいかない。会場も初日3回目のチケットがやっと取れたが前2列目が少し空いている状態、ほぼ満員。それなのにそれなのに……である。
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2018年04月20日

『獄友』名古屋シネマスコーレにて

🎬『獄友』金聖雄監督/115分/名古屋シネマスコーレにて

1967年、桜井昌司さんと杉山卓男さんは茨城県で起きた「布川事件」で逮捕されて、約29年間の獄中生活を送る。2011年に無罪が確定する。

1990年、菅家利和さんは栃木県で起きた「足利事件」で4歳の女児殺しの犯人に仕立て上げられて約17年間の獄中生活の末に、2010年に再審で無罪が確定する。

石川一雄さんは狭山事件で死刑判決を受けて31年、袴田巖さんは袴田事件で死刑判決を受けて48年と同様に無実の罪を着せられた。



『袴田巖 夢の間の世の中』『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』の金聖雄監督が、5人の冤罪被害者にカメラを向けたドキュメンタリー。

彼ら5人のつながりはほとんどなかったが、「足利事件」の菅家利和さんの釈放の時にお互い連携するようになった。

以前、井手洋子監督の『ショージとタカオ』(桜井昌司さんと杉山卓男さん)を思いだした。監督が仮釈放された1996年秋から再審公判が始まった2010年夏までの14年間に密着してカメラに収めていて、2011年の山形ドキュメンタリー映画祭でも上映された。

今日観たスクリーンの中で卓男さんは亡くなられたが、桜井さんはお話も面白く、自作の歌もうまく、暗いばかりの話の中に明るさと笑いがあった。

石川さんは、歩いて2、3分の両親の墓には「無罪」報告ができるまで絶対行かないと言い切り、袴田さんは死刑執行の恐怖で独自の世界に入り込んで意味不明な言葉を羅列していたが、仲間たちと付き合うようになって「半分」現実に戻ってきて笑顔をみせてくれた。でも無罪確定はされていない。

文字で書きつくせない場面がいっぱいで、一つひとつのことが深くミッキーの心に突き刺さった。
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2018年04月19日

レッツ、ハグ❗️4月28日公開『オー・ルーシー! 』

今日こそは韓国映画『リアル』を観ようと勇んで行ったが、ほとんど理解不能で居眠り…期待しずぎの残念映画だった。午後からの試写で観た『終わった人』で口直しができたので、今日は2本で帰った。


🎬『オー・ルーシー! 』平蜩ヨ子監督/日本、アメリカ/95分/4月28日よりテアトル新宿他にて全国ロードショー公開


43歳の独身OL節子(寺島しのぶ)は、メイド喫茶で働く姪の美花(忽那汐里)に頼まれて、英会話教室の残りの授業を60万円支払って受ける権利を引き継いだ。

英会話教室のアメリカ人講師ジョン(ジョシュ・ハートネット)の授業で、「ルーシー」という名前つけられて、金髪のカツラをかぶせられる。まずは挨拶からと大仰にハグまでされてしまう。

心許す同僚も友人もいない孤独な節子にとって、英会話教室で別人に成り切っているうちに、ジョンに恋に似た感情をもってしまうが、なんとジョンは美花と一緒にアメリカに帰ってしまった。

彼女は衝動的に会社に長期休暇をもらって、ジョンを追ってアメリカへ旅立つ……。


もう今年も4ヶ月たったが、今までに観た日本映画の中で2018年ベストテンに入りそうなのは『犬猿』『かぞくへ』『見栄を張る』『いぬやしき』『私は絶対許さない』…そして、この『オー・ルーシー!』も仲間入りだ。

平蜉ト督はニューヨーク大学院在学中に製作した短編映画が高く評価されて、その短編を長編に作り替えたのが本作。

なんといっても俳優さんぜ〜んぶ、キラキラピカピカしている。

ゴールデンウィークには是非とも節子、いやルーシーと一緒にカリフォルニアに行っていただきたい。そしてジョシュ・ハートネットさんの優しいハグに包まれてほしい。

☆役所広司さんは5月公開の『孤狼の血』で想像を絶する激しい役を演じるが、ここでは穏やかな紳士を演っている。ミッキーはこちらの方が……。
posted by ミッキー at 23:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする