2019年06月17日

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢は見ない』名古屋109シネマズにて

🎬『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢は見ない』増井壮一監督89分名古屋109シネマズにて

海が美しい藤沢に暮らす高校2年生の男子・梓川咲太(声:石川界人)は、先輩で新進女優の恋人・桜島麻衣(声:瀬戸麻沙美)と相愛の仲で有頂天になっていた。

そこに幼なじみの初恋の相手・牧之原翔子(声:水瀬いのり)が突然現れて、咲太の家で暮らしたいと強引に居すわってしまう。 しかも翔子は不思議なことに「大人の翔子」と「幼い翔子」の2人が存在していた。

当然、麻衣さんとはギクシャクして困り果てる咲太だったが……。

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鴨志田一さんによる人気ライトノベル「青春ブタ野郎」シリーズの初の劇場版。と聞いてもチンプンカンプン。

題名が「ブタ野郎」だからごっつい男の子がと思っていたら、純情そうな優しい高校生男子が、そのブタ野郎だった。

シリーズには「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」とか「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」や「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」など面白そうな題名のシリーズだ。

主人公が高校生男子というのは珍しいと思うが、彼を取り囲む少女たちは「思春期症候群」を発症しているという話で、ミッキーの頭は過去、現在、未来の中を混乱しながらも、男の子・咲太くんの右往左往ぶり、純情ぶりを微笑ましく観てしまった。

⭐️ウイークデーの11時上映に行ったが、40人ほど入っていて、見間違いじゃないと思うが全部男性だった。
posted by ミッキー at 21:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月16日

悲しみを分かち合って 6月22日公開『アマンダと僕』

朝一で『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢は見ない』を観ようと名古屋109に来たが、6回上映の最終以外はソルドアウト! すごい人気だ。明日にでもみるつもりだ。

それより気になるのが「熱海国際映画祭2019」だ。あと2週間をきったのに内紛が続いていて、上映映画もスケジュールもチケットも何も提示されていない。地方ニュースによると熱海国際映画祭を東京や神奈川県下でやるような驚きの情報もあって、この映画祭のためにミッキーの東京スケジュールを組んでいたので予定が立たなくて困っている。

まあ、去年の第一回目の感触から予想はできていたが、第二回目をやるというニュースに驚きと嬉しさで期待していたのに、案の定である。

🎬『アマンダと僕』ミカエル・アース監督/フランス/107/6月22日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDENCINEMA他にて全国ロードショー公開

夏の日差しが溢れるパリで、植木屋、アパートの管理人や旅行者の宿の手配をしている若者ダヴィッド(ヴァンサン・ラコスト)は、宿を紹介した縁で美しい女性レナ(ステイシー・マーティン)と出会い恋に落ちる。

幸せいっぱいの日々が続いたが、ある日突然、大きな悲劇が起こってダヴィッドの姉が死亡。独りぼっちになってしまった姉の一人娘アマンダ(イゾール・ミュルトリエ)の世話を引き受けることになって……。

第31回東京国際映画祭東京グランプリ&最優秀脚本賞の W 受賞した作品。

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頼りにしていた姉を突然亡くす弟、ママはいつもそばにいてくれるのが普通に思っていたアマンダ。2人は大きな悲しみを抱えて、慣れない生活の中、こぼれてくる涙をぬぐいながら毎日をやり過ごして行く。アマンダを養女にして育てていこうと決心するまでを描いている。

ママがどうして亡くなったかはチラシにも載っていないので書けないが、この映画が幾多の賞を受賞した決めての大部分は主演のアマンダだ。監督さんも一番ご苦労したことで、体育教室から出てきたイゾール・ミュルトリエを見つけた偶然は「映画の神様」の計らいとしか思えない。

一方のダヴィッドはそれなりに自立しているがいろんな仕事をバイト感覚でやっていて、どこか大人になりきれていない。そんな役をヴァンサン・ラコストは力みなく自然に見せてくれた。この人にはこのままの姿で俳優さんを続けていってほしいと願っても無理だろうが、そう思わせるナイーヴさがあった。



posted by ミッキー at 09:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

6月14日公開映画『さよなら、退屈なレオニー』『SANJU/サンジュ』伏見ミリオン座にて

🎬『さよなら、退屈なレオニー』セバスチャン・ピロット監督/カナダ/96分/伏見ミリオン座にて

カナダ・ケベックの海辺の町で暮らす17歳の少女レオニー(カレル・トレンブレイ)は、高校卒業を目前に控えていたが、ざわつく気持ちを抱えていた。

退屈なこの街を出たい、自分は何をしたいか分からない、口うるさい母親(マリー=フランス・マルコット)も気に入らない、それ以上に母親の恋人でラジオの人気DJのポール(フランソワ・パピノー)が大嫌い……原因はいっぱいあった。離れて暮らす実の父親だけが心許せる大人だった。

そんなある日、町中の喫茶店で年上のギター教師・スティーヴ(ピエール=リュック・ブリラント)と出会ったレオニーは、この町になじまない雰囲気の彼に興味を持って、早速ギターを習うことにした。

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土曜日朝9時半の初日初回で約45人。まあまあので出しだ。

レオニーの行動や心の動きは「観ている者の予測」を外さない。だけどこの胸騒ぎは尋常ではない。彼女の行動が礼を失していて、その場の大人にとって奇行に思えても「それで、どうした?」と許せてしまう。

ママの恋人ににっこりすればお小遣いでもたくさんもらえるのに、17歳では気持ちに嘘はつけない。だから夜、野球練習場でたった一人でアルバイトしている。

犬と足の不自由な母親の2人暮らしのギターの先生に教えてもらった3つの主要コードだけ弾けるようになったレオニーは、久しぶりに会う父親にそれを聴かせる。父親は「いい曲だな、お前が作ったのか」(のようなこと)とほめられる。

なんでもないひととき、なんでもない会話で確かな愛がピカッとひかった瞬間だった。

⭐️2018年東京国際映画祭ジェムストーン賞を受賞したカレル・トレンブレイ。原題は「蛍はいなくなった」
⭐️主要コードをものにすればなんとか音楽を奏でることができる……これ、人生でも3つの重要なことを守っていればなんとか行けそうな教訓にもなりそう。
⭐️17歳の女の子の映画にしては全編流れる音楽は非常にマセていた。そこも気に入ったところだ。

🎬『SANJU/サンジュ』ラージクマール・ヒラニ監督/インド/159分/伏見ミリオン座にて

サンジャイ・ダット(ランビール・カプール)は映画監督の父と大女優の母を持ち、25歳で主演デビューを果たした。親の七光りも手伝って大ヒットを連発、たちまちトップスターの座に上り詰める。

だがその重圧からドラッグに溺れる。スキャンダラスな報道、最愛の母の死、恋人との別れ、銃の不法所持、テロ行為関与の冤罪、刑務所の地獄の日々と続くが、それでもサンジャイは諦めることなく試練に立ち向かっていくが……。

インドの国民的大スター・サンジャイ・ダットさんの波瀾万丈の半生。まだご存命だから描き切れないところもあるのでは? と疑う気持ちもなきにしもあらず。

⭐️159分とインド映画的には普通の長さだが、ストーリー展開が巧みなので長いとは思わなかった。見応えは十分で、インド映画ファンには見逃せない作品。
posted by ミッキー at 16:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする