2016年09月28日

澄田キャスターの 四隣亡 ? の日 10月8日公開 『グッドモーニングショー』

🎬『グッドモーニングショー』君塚良一監督・脚本/103分/10月8日より東宝系映画館にて全国ロードショー公開

澄田真吾(中井貴一)は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。いつものように深夜3時に起きて、出社の準備に取り掛かるが、息子の思いがけない告白に妻・明美(吉田羊)と喧嘩になって険悪な雰囲気になってしまった。

迎えの車で局に向かう途中、サブキャスターの小川圭子(長澤まさみ)から連絡が入り、二人の交際を番組内で発表すると爆弾宣言される。澄田は付き合っている実感はないが彼女はどうも付き合っていると思い込んでいるようだ。

さらにプロジューサーの石山(時任三郎)から番組の打ち切りが告げられる。全くなんという日だろうと落ち込む澄田。だがこれだけではなかった。もっと大きな難問が彼をまちうけていたのだ。

それは、都内のカフェに銃を持った男(濱田岳)が人質をとって立てこもっているという速報が飛び込んでくる。その犯人が澄田を現場に呼べと要求して……。


こんなに嫌なことが重なる日を三隣亡というが、澄田キャスターにとっては四隣亡だ。 情けない役が似合うトホホ😰な中井貴一さん。

そういえば6月に公開されたアメリカ映画でジョディ・フォスター監督の『マネーモンスター』も現場中継で ジョージ・クルーニーがプロジューサーのジュリア・ロバーツに指示されながら犯人のジャック・オコンネルと対峙していた。

クルーニーはカメラマンと二人連れだったが、澄田キャスターは単身。防弾チョッキに隠しカメラを付けられて立てこもり現場に向かう……あ〜、どうなることやら。

派手なように見えるキャスターも、視聴率に踊らされるしがないサラリーマンだってことが改めてわかった。
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2016年09月27日

名古屋栄センチュリーシネマで『エル・クラン』

🎬『エル・クラン』パブロ・トラペロ監督/アルゼンチン/110分/名古屋センチュリーシネマ

1980年代のアルゼンチンは、最悪な独裁政治から民主政治を取り戻しかけていた。裕福で仲の良いプッチオ家はご近所さんからも信頼されていた。家族は父アルキメデス(ギレルモ・フランセーヤ)と妻、息子3人、娘2人の7人家族。

政府の仕事(秘密警察のような仕事と思うが)をしていた父親が無職になってしまい、新しく始めたのが、誘拐。初めのうちは父親の仕事を知らなかった家族だが、ラグビーの選手の長男・アレハンドロが友人の誘拐現場に出くわし、犯人が自分の父親だと知ったことから、誘拐稼業を手伝わされてしまう。

近所の人は、この家族にそんなおぞましい秘密があることなど気づきもしない。そんな中でも長男はサーフショップを開店し、みんなを集めてパーティーをしている。こんな生活が続くわけもなく…。


これはアルゼンチンの人なら絶対に知っている有名な事件らしい。チラシには「この家族に全世界、震撼 ❗️ 」と書いてあったが、納得😰

それにしても誘拐ビジネスが家業とは恐れ入った。誘拐ビジネスで儲けたお金で裕福な暮らしをして美味しい肉などを家族で楽しそうに食べている。

思えば同じアルゼンチン映画の『瞳の奥の秘密』でも人殺し犯人もすぐに釈放されて、時の権力者の警護をしていた。エル・クランのお父さんも最後の最後まで「悪いことした」などという顔は一回もしていない。最後の「彼らのその後」で驚愕した。

☆主役のギレルモ・フランセーヤさんのお目々が怖かった。『瞳の奥の秘密』にも出ていらっしゃるが、どんな役だったか、もう一度DVDを見てみよう。
posted by ミッキー at 08:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月26日

欲望と破滅の狭間で 10月8日公開『人間の値打ち』

福岡から帰って来て名古屋駅に着いた時、やっぱりホッとした。途中、乗り換えで大阪にも立ち寄ったが、魅力としては名古屋は確かに「行ってみたい」都市で低い位置にあることが納得できた。

ミッキーは静岡の裾野市で疎開中に生まれ、すぐに父親の実家の金沢で小学生まで暮らし、それからはほとんど名古屋だ。

東京の文化、大阪の懐の深さ、福岡の温かさと比べると名古屋の特徴は「年寄りにはちょうど良い都市」と言えるのではないかと思う。

名物にしても柔らかい味の「ういろう」甘辛ふんわりの「ひつまぶし」味噌味のものいろいろ、そしてモーニング☕️など、お年寄り好みが多い。モーニング☕️タイムはお年寄りの井戸端会議でもある。ミッキーも毎日喫茶店で決まった常連さんとおしゃべりしている。

東京、大阪、福岡とバスに乗っても、お年寄りが座るか確実につかまるかしないと、絶対に動かないのは名古屋のバスだ。停車して再度動く時は必ず「発車します」と言う。

観光客誘致に目の色を変えるより(変えてないか?)お年寄りでも快適生活が送れる都市を目指してほしいと思っている。

🎬『人間の値打ち』パオロ・ヴィルズィ監督/イタリア、フランス/109分/10月8日よりBunkamuraル・シネマ他にて全国順次ロードショー公開

ミラノの北にあるロンバルディア州のブリアンツァに住む不動産屋のディーノ(ファブリツィオ・ベンティヴォッリョ)は、娘セレーナ(マティルデ・ジョーリ)のボーイフレンドを通じて、裕福な投資家ベルナスキー家の当主ジョヴァンニ(ファブリツィオ・ジフーニ)と知り合う。

彼は一攫千金をねらい、借金をしてまでジョヴァンニのファンドに投資する。だが、ある交通事故をきっかけに、この二つの階級の家庭の内幕があらわになって行く。

『見わたすかぎり人生』の監督さん。この作品はアカデミーの外国語映画賞のイタリア代表になった。四人の登場人物の行動をそれぞれの視点から撮られているのでわかりやすい。

砂糖のあるところには蟻がたかるが、金のあるところには欲深な人間、調子の良い人間が集まる。誰しも「私はそういう振る舞いはしない」とは言い切れない思う。そんな人間の弱さが、とてもシビアに描かれていた。

☆大金持ちの奥様役ヴァレリア・ブルーニ・テデスキさんのタバコを吸うシーンは、フランス映画『アスファルト』を思い出させてくれた。この作品でイタリア・アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得した。独特な雰囲気を持つ女優さんだ。
posted by ミッキー at 07:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする